こんなお悩みはありませんか?
- 胸郭出口症候群にストレッチや体操が良いと聞いたが、やり方が分からない
- ストレッチをすると、かえって腕や手のしびれが強くなる気がする
- 自己流のストレッチや筋トレを続けてよいか迷っている
- どこを伸ばせばいいのか、自分に合った方法が分からない
- 悪化させずに続けられる考え方を知りたい
この記事では「このストレッチをすれば治る」という方法ではなく、胸郭出口症候群でストレッチや体操を行う際に、悪化させないために確認しておきたいポイントを整理します。
胸郭出口症候群には神経が関係するものと血管が関係するものがあります
胸郭出口症候群は、首の付け根から鎖骨・肋骨にかけての部分(胸郭出口)で、腕へ伸びる神経や血管が圧迫されて起こります。大きく分けて、主に神経が関係するものと、血管が関係するものがあります。ストレッチや体操などの保存的な対応が行われるのは、とくに神経が関係するタイプです。
タイプによって確認したい場所は異なります
胸郭出口症候群は、どこで神経や血管に負担がかかっているかによって、背景にある姿勢のクセや確認したい場所が変わります。ただし、症状が似ていても圧迫されている場所が違うことがあるため、症状だけから「自分は斜角筋タイプ」「肋鎖タイプ」「小胸筋タイプ」と判断してストレッチを選ぶことはできません。ここでは「確認したい場所が違う」という前提でご説明します。
首の筋肉(斜角筋)まわり
首の筋肉(斜角筋)の間で負担がかかる場合です。頭が前に突き出た姿勢が続くと、首の前側の筋肉が緊張しやすくなると考えられています。首の前〜横の状態や、頭の位置が確認したいポイントになります。
鎖骨と第一肋骨の間(肋鎖部)
鎖骨と第一肋骨の間で負担がかかる場合です。肩甲帯(肩まわり)が下がった姿勢などが関係する場合があります。状態によっては、首や肩を下方向へ強く伸ばすよりも、肩甲帯の位置や動きを確認したほうがよい場合があります。
胸の前の筋肉(小胸筋)まわり
胸の前の筋肉(小胸筋)の下で負担がかかる場合です。肩甲骨が前に傾いた姿勢や、背中の丸まりが関係することがあります。単に胸の前を柔らかくするだけでなく、肩甲骨や背中(胸椎)の位置・動きも確認したいポイントです。
ストレッチ・体操を行う際に意識したいこと
ここでは、負担が少ないとされる一般的な考え方をご紹介します。いずれも、しびれや痛みが出ない範囲で、ゆっくり行うことが前提です。
首まわりをやさしくゆるめる
首を軽く傾けて、首の横〜前をゆっくり動かします。反動をつけず、痛みやしびれが出る手前で止めることが大切です。
胸の前・背中を無理なく動かす
猫背で縮こまりやすい胸の前を軽く開くように動かします。このとき、胸を張った姿勢を固定するのではなく、背中を丸める・伸ばすといった動きを無理なく行えることも大切です。
肩甲骨まわりを動かす
肩甲骨をゆっくり回したり、寄せたりして、肩まわりを動かします。腕を高く上げすぎないようにし、しびれが出る動きは避けます。
悪化させないための注意点
強く伸ばしすぎない
「痛気持ちいい」を通り越して強く伸ばすと、神経や血管への刺激が強くなり、症状が悪化することがあります。ゆっくり、軽い張りを感じる程度にとどめてください。
しびれ・痛みが強くなったら中止する
ストレッチや体操の最中や後に、腕・手のしびれや痛みが強くなる場合は、その動きは合っていない可能性があります。無理に続けず中止してください。
腕を高く上げ続ける動作・高負荷の運動に注意
腕を高く上げ続ける運動や、症状が出る姿勢で繰り返す高負荷の筋トレでは、症状が強くなることがあります。運動中や運動後にしびれ・痛みが増える場合は、負荷を下げるか中止してください。
ストレッチポールを使うときの注意
ストレッチポール自体が胸郭出口症候群に有効とは限りません。使用中に腕や手のしびれ・痛みが強くなる姿勢は避け、症状が出る場合は中止してください。
ストレッチだけでは症状を繰り返すことがあります
ストレッチで一時的に動かしやすくなっても、姿勢や肩甲骨・胸郭の動き、日常で繰り返している動作などが関係している場合には、ストレッチだけでは症状を繰り返すことがあります。自己流のストレッチや運動を続けても改善しない場合は、原因になっている部位や身体の使い方を一度確認することをおすすめします。
整体あふり厚木本院の考え方
整体あふり厚木本院では、胸郭出口症候群を「首や肩だけの問題」として捉えず、首・肩・肩甲骨・胸郭の動き、姿勢、症状が変化する動作などを確認しながら施術を行っています。必要に応じて、神経の動きに関係する部分も確認し、どこに負担がかかっているかを見たうえで、無理のないセルフケアの方法もあわせてお伝えしています。
では、どうすればいいか
ストレッチや体操を試しても改善しない、あるいはかえって症状が強くなるという方は、まずはご自身の状態を確認することから始めてみませんか。
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