手のしびれと頚椎の椎間孔内靭帯の関係|厚木市の整体あふり厚木本院

手や腕にしびれがあり、病院で「神経根症」「頚椎症」といった言葉を聞いたものの、なぜそこでしびれが起こるのか詳しい仕組みまでは分からない、という方は少なくありません。

ここでは、2019年に発表された頚椎の解剖学的研究をもとに、神経根が通る「椎間孔」の中にある「椎間孔内靭帯」という組織についてご紹介します。

こんな手や腕のしびれでお悩みではありませんか?

  • 特定の指、特定の範囲だけがしびれる
  • 病院で頚椎症性神経根症、神経根症といった診断を受けた
  • 首を反らす、振り向く動作でしびれが強くなる
  • 湿布やストレッチを続けても、しびれに変化を感じない

こうした症状の中には頚椎の神経根症などでみられるものがありますが、手根管症候群や肘部管症候群など他の原因でも似た症状が出ることがあり、症状だけから原因となる組織を特定することはできません。

頚椎の椎間孔には「椎間孔内靭帯」という組織があります

首の骨(頚椎)と骨の間には、神経根が通る椎間孔という小さな穴があります。2019年に発表された頚椎の解剖研究(6体の献体、84か所の椎間孔を調査)では、この椎間孔の中に、神経根の周囲を取り囲むように線維性の組織(椎間孔内靭帯)が存在することが報告されました。調べられた84か所の椎間孔すべてでこの組織が確認されています。

この研究では、椎間孔内靭帯を位置や形態によって大きく2種類に分類しています。一つは椎間孔の入口付近で神経根の周りに放射状に分布するタイプ、もう一つはさらに奥の中間領域で、細い帯状の線維性組織として神経根の周りに存在するタイプです。

この研究では、正常な状態ではこの組織が神経根の位置や形状、機能を保つ働きをしている可能性がある一方、病的な状態では、ほかの圧迫要因がある状況で神経根性の痛みを悪化させる可能性があると考察されています。

この研究で分かること・分かっていないこと:この研究は献体を解剖して組織の形やあるなしを調べた解剖学的研究であり、実際の患者さんのしびれの程度やこの組織の状態を比較したり、画像検査でこの組織の異常を診断する方法を確立したりした研究ではありません。

しびれの範囲は、影響を受けている神経を考える手がかりになります

神経根ごとに、典型的な感覚の分布(デルマトーム)が知られています。例えば、C6神経根(C5/6の椎間孔を通る)は前腕外側から親指、C7神経根(C6/7の椎間孔を通る)は前腕から中指周辺、C8神経根(C7/T1の椎間孔を通る)は前腕内側から薬指・小指側、がおおよその目安とされています。

ただし、実際には複数の神経根が担当する範囲が重なっていることも多く、しびれの範囲だけで高さや原因を断定することはできません。また、手首や肘で神経が圧迫される手根管症候群・肘部管症候群でも似た範囲にしびれが出ることがあり、しびれの範囲は「関係していそうな神経を考える一つの手がかり」に留まります。

病院で行われる一般的な治療(対応)と、症状が残る場合

病院(整形外科)では、神経学的な診察に加えて、必要に応じてレントゲンやMRIなどの画像検査を行い、神経根がどの高さで影響を受けていそうかを確認したうえで、痛み止め・湿布・牽引・リハビリなどの対応が行われることがあります。2019年の研究は献体を解剖した研究であり、MRIなどの画像でこの椎間孔内靭帯の異常を診断する方法を確立したものではありません。

しびれだけでなく、筋力低下や手先の使いにくさ、歩行の変化などがある場合は、神経根症以外の可能性も含めて、医療機関での再確認が重要です。

こうした検査を受けたうえでしびれが残っている場合は、身体の状態を別の観点から確認することもできます。

整体で確認できる範囲

整体では、椎間孔内靭帯そのものの状態を診断することはできません。そのうえで、首の動き、肩甲骨・胸郭の動き、姿勢、しびれが変化する動作などを確認することができます。

  • 病院で検査を受けたが、しびれが続いている方
  • しびれの範囲や、首の動きとの関係を確認したい方
  • 湿布や痛み止めを使っても、なかなか改善しない方

このような場合も、整体で確認できる範囲に含まれます。

整体あふり厚木本院の考え方・施術方針

整体あふり厚木本院では、手や腕のしびれに対して専門的な視点を持ち、「しびれの出ている部分だけの問題」として捉えず、首・肩甲骨・姿勢のバランスに加え、神経の滑走性(神経がスムーズに動く状態かどうか)まで含めた身体全体の状態を確認します。

初回はヒアリング・検査・説明を重視

初回は、しびれが出た時期やきっかけ、しびれる指や範囲、どんな動作で変化するかを詳しくお伺いします。そのうえで、首や肩甲骨の動き、姿勢、神経の滑走性などを確認し、お一人おひとりに合わせた施術を行います。

首・肩甲骨・姿勢を確認した施術

しびれのある部分に直接アプローチするだけでなく、首や肩甲骨の動き、姿勢、神経の滑走性を整えることで、神経根への負担を軽減していきます。実際に、当院では5歳のお子さんから92歳の年配の方まで、幅広い年代の方への施術実績があります。

再発予防・繰り返さないためのアドバイスもあわせて

症状が落ち着いた後も、姿勢のクセや首への負担を繰り返さないためのアドバイスもあわせて行っています。

厚木市・本厚木で手や腕のしびれにお悩みの方はご連絡ください

しびれの範囲や仕組みが分かっても、実際にどこに負担がかかっているかは一人ひとり異なります。気になる方は一度、状態を確認させてください。

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