産後1年でも腹直筋離開はみられる?研究で分かっていること|厚木市の整体あふり厚木本院

こんなお悩みはありませんか?

  • 産後1年経ってもお腹の力が入りにくく、ポッコリした感じが続いている
  • お腹の真ん中を押すと、指が沈み込むような柔らかさがある
  • 「腹直筋離開」という言葉を聞いたことはあるが、自分がそうなのか分からない
  • 帝王切開だったので、お腹の状態が心配

産後、お腹の真ん中にある腹直筋の間が開いた状態のまま戻りにくい方は少なくありません。ここでは、産後の腹直筋離開について、研究で分かっていることと、整体あふり厚木本院での向き合い方をご説明します。

腹直筋離開とは

腹直筋離開とは、お腹の真ん中にある左右の腹直筋の間にある白線(筋膜性の結合組織)が伸びて薄くなり、腹直筋どうしの距離が広がった状態のことです。妊娠中はお腹が大きくなるにつれて腹直筋の間が広がりやすく、妊娠後期にはよくみられる変化です。産後は徐々に戻っていく方が多い一方、開いた状態がそのまま残る方もいます。なお、腹直筋離開はお腹の壁に穴が開く「腹壁ヘルニア」とは別のもので、両者は区別して扱われています。

産後1年経っても、どのくらいの方にみられるのか

研究データを見ると、時期や測定方法によって数値には幅があります。

ノルウェーで行われた初産婦300人を対象とした研究(Sperstad et al., 2016)では、腹直筋離開(臍の上・臍部・臍の下のいずれかで触診2横指以上)がみられた方の割合は次のように変化しました。

  • 妊娠21週:約33%
  • 産後6週:約60%
  • 産後6か月:約45%
  • 産後12か月:約33%(約3人に1人)

つまり、産後1年が経っても、約3人に1人には腹直筋離開がみられるという報告です。この研究では、12か月時点でみられたものは「軽度」の離開と位置づけられています。

一方、中国の大学病院のPelvic Floor Disorders Centerで産後フォローを受けた女性213人を対象とした別の研究(Fei et al., 2021)では、産後1年以内の方を超音波で調べたところ、8割を超える方に離開がみられたという報告もあります。ただし、これは単一施設の病院データであり、一般の産後女性全体をそのまま代表する数値とは限りません。測定方法(触診か超音波か)や判定基準の違いも、数値の差に影響していると考えられます。

このように、「腹直筋離開が産後どのくらいみられるか」は、測定方法や判定基準、対象となる方によって数値が大きく変わります。「〇人に1人」という数字だけを見るのではなく、「時期や基準によって幅があること」自体を知っておいていただきたいポイントです。

腹直筋離開があること=不調の原因、とは限りません

「腹直筋離開があるから腰痛や骨盤の不調が起きている」と結びつけたくなりますが、先述のノルウェーの研究では、産後12か月時点で腹直筋離開がある方とない方の間で、腰や骨盤まわりの痛みの報告に統計的に有意な差は認められませんでした。

腹直筋離開があっても症状が気にならない方もいれば、離開がそれほど目立たなくても不調を感じる方もいます。腹直筋離開の有無だけで身体の状態を判断せず、お腹の力の入り方や動作、呼吸との連動なども含めて確認することが大切です。

帝王切開との関連

帝王切開と腹直筋離開の関連を報告した研究もありますが、研究によって結果が一致しているわけではありません。帝王切開後には腹壁の筋肉や筋膜に変化がみられたという小規模な研究もありますが、傷跡の状態だけからお腹全体の使いやすさを判断することはできません。帝王切開から間もない時期は、傷の回復状況について、かかりつけの産婦人科医に確認してから施術を受けるようにしてください。

整体あふりの産後の腹直筋離開への考え方

整体あふり厚木本院では、腹直筋の間を物理的に閉じることを目的とするのではなく、お腹の力の入り方や姿勢、呼吸との連動、産後の身体の使い方や動きにくさなどを確認しながら対応しています。

初回はヒアリング・検査・説明を重視

初回は、出産の経過(経腟分娩か帝王切開か)や気になる症状、日常生活での身体の使い方などを詳しくお伺いし、お腹や骨盤まわりの状態を確認したうえで、お一人おひとりに合わせた施術を行います。

骨盤・股関節・姿勢のバランスを整える施術

お腹に直接アプローチするだけでなく、股関節や姿勢のバランス、呼吸のしやすさも含めて整えることで、産後特有の身体の状態に合わせたケアを行います。施術の強さについては、お身体の状態に合わせて確認しながら調整します。

再発予防・繰り返さないためのアドバイスもあわせて

抱っこ、授乳、床からの立ち上がりなど、産後に繰り返す動作の中でお腹にどのように力が入っているかを確認し、お腹や骨盤まわりに負担が集中しにくい身体の使い方をお伝えします。

産後の腹直筋離開が気になる方へ

産後1年経っても、研究では一定の割合の方に腹直筋離開がみられると報告されています。数値の大きさよりも、ご自身のお腹や身体の使い方を確認することが大切です。整体あふり厚木本院では、腹直筋離開の有無だけでなく、お腹の力の入り方や姿勢、呼吸との連動まで確認しながら、無理のない範囲で施術を行っています。

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