歩くたびに股関節が痛い、痛みで歩くのがつらい。そんなとき、「このまま歩いていいのか」「どう過ごせばいいのか」と不安になる方は少なくありません。
ここでは、歩くと股関節が痛いときに確認したいポイントと、痛みが強いときの過ごし方をまとめました。
歩くと股関節が痛いとき、まず確認したいこと
同じ「歩くと痛い」でも、痛む場所や痛むタイミングは、どこに負担がかかっているのかを考える手がかりになります。次の点を整理してみてください。
どこが痛むか
- 足の付け根・股関節の前側
- お尻の奥や、お尻の外側
- 股関節の外側(出っ張った骨のまわり)
- 内もも寄り
痛む場所によって、確認する筋肉や関節まわりの組織も変わります。
歩行のどのタイミングで痛むか
- 足をついた瞬間に痛い
- 後ろへ蹴り出すときに痛い
- 歩き始めや、座った後の立ち上がりで痛く、動いているうちに軽くなる
- 長く歩いていると、だんだん痛くなる
歩くとき、股関節は足をついたときの衝撃を受け止める場面と、後ろへ伸びながら蹴り出す場面があります。どちらで痛むかは、負担のかかっている場所を考える手がかりになります。
痛いけれど歩ける状態か、痛くて歩けない状態か
歩けているけれど痛い場合と、痛みが強くて普段どおりに歩けない場合とでは、優先して考えることが異なります。強く痛む時期は、歩き方を直すことよりも、まず痛みが強くなりにくい状態を作ることを優先します。
歩くと股関節が痛くなる背景として考えられること
股関節は、歩くたびに曲げ伸ばしを繰り返す関節です。そのため、股関節そのものだけでなく、まわりの筋肉や骨盤・腰の状態が影響していることがあります。
足の付け根の前側に負担が集まっている
足の付け根・股関節前面の痛みには、股関節の奥にある関節を包む膜(関節包)や、太もも前面の筋肉(大腿直筋)、股関節を曲げる筋肉(腸腰筋)まわりの負担が関係していることがあります。歩くたびに股関節は曲げ伸ばしを繰り返すため、こうした前側の組織に負担が集まりやすくなります。
お尻の奥にある筋肉と、股関節の位置関係
股関節を動かす際、お尻の奥にある筋肉(深層の外旋筋群)が硬くなっていると、股関節の骨の収まる位置が前方に寄りやすくなり、その結果、股関節の前面・足の付け根まわりに負担が集中しやすくなると考えられています。前面の痛みに対して、痛む場所だけでなく、お尻の奥まで含めて確認する必要があるのはこのためです。
腰や骨盤の動きが関わっている
股関節の動きは、骨盤や腰の動きと連動しています。骨盤の傾きや腰まわりの硬さがあると、歩くたびに股関節へ負担が集まりやすくなることがあります。また、股関節の痛みと腰からの痛みが重なって出ている方もいらっしゃいます。
歩き方・体の使い方のクセ
長時間の立ち仕事や、体重のかけ方・歩き方のクセによって、左右どちらかの股関節に負担が偏っていることもあります。
痛みが強いとき・歩くのがつらいときの過ごし方
これをすれば必ず良くなるという方法があるわけではありませんが、痛みが強い時期に、負担を増やさないためにできることがあります。
痛みが出る動きを減らし、歩く量を調整する
痛みを我慢して歩き続けるよりも、痛みが強くなる距離や時間を目安に、歩く量を調整しましょう。杖などを使うことで、股関節にかかる負担を減らせる場合もあります。
楽な姿勢を探して休む
座ったり横になったりするとき、膝の下にクッションやタオルを入れて、股関節を軽く曲げた姿勢にすると楽になる方がいます。楽になる姿勢は人によって異なるため、少し試しながら、痛みが和らぐ姿勢を探してみてください。
強く揉んだり、無理に伸ばしたりしない
痛いところを強く押したり、痛みを我慢して大きく伸ばしたりすると、かえって筋肉が緊張して力が抜けにくくなることがあります。痛みが強い時期は、力が抜けて楽な状態を優先しましょう。
温めるか冷やすかは、状態に合わせて
温めたり冷やしたりして楽になる場合もあります。どちらの場合も、痛みが強くなるようなら続けません。
病院での確認と、歩くと痛い状態が続く場合
病院(整形外科)では、レントゲンなどで骨の状態を確認し、必要に応じて痛み止めの処方や、リハビリの指示が行われることがあります。
レントゲンなどの画像検査で何を見ているかについては、股関節の痛みでCTやMRIの画像検査で何を見ているの?で解説しています。
検査で骨の状態を確認したあとも、歩くときの痛みや動かしにくさが続く方もいます。そのような場合には、股関節だけでなく、骨盤・腰・お尻の筋肉・足元など、歩くときの身体の使い方を含めて確認していくことも一つの選択肢です。
整体あふり厚木本院で確認すること
当院では、痛む場所や痛むタイミング、歩く・立つ・座るなど日常動作での変化を丁寧にお伺いし、股関節・骨盤・腰の動き、お尻や足の付け根まわりの筋肉の状態、足元のバランス、神経の滑走性(神経がスムーズに動く状態かどうか)などを確認します。股関節だけに原因を決めつけず、身体への負担のかかり方を確認しながら、お一人おひとりに合わせた施術を行っています。
左右どちらか片側だけが痛む方は、股関節が右だけ・左だけ痛い原因もあわせてご覧ください。
厚木市・本厚木で、歩くと股関節が痛くお悩みの方はご連絡ください
ここでご紹介した内容は一般的な傾向であり、実際にどこが影響しているかは一人ひとりの状態によって異なります。歩くと痛い状態が続いている方は、一度状態を確認させてください。
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