有痛性外脛骨障害(右足の内くるぶし付近の痛み)の症例③

当院で有痛性外脛骨障害が改善された事例を紹介します。

同じように「歩くだけで痛い」「ジャンプやつま先立ちで痛い」「バレエで悪化する」と悩まれている方は参考にしてください。

歩行・ジャンプ・つま先立ちで痛く、何もしていなくても痛い有痛性外脛骨

患者さん

女性 14歳

初回来院

2025年6月

症状と来院理由

【右有痛性外脛骨】
約3年前から右足の内くるぶし付近(外脛骨部)が痛い。痛みは運動時だけでなく、日常生活でも強く出ている。

  • 歩行で痛い
  • 走ると痛い
  • ジャンプで痛い
  • つま先立ちで痛い
  • 何もしていなくても痛い
  • お風呂は楽にならず、むしろ痛くなることがある
  • 湿布は変わらない

【その他】

バレエ歴は長く、練習量が増える時期に痛みが強くなる

発表会やコンクールが近づくとレッスンが増え、痛みが出やすい

「発表会は終えたが、その後も痛みが続き、歩くのもつらい。これ以上バレエに支障が出ないように改善したい」という希望で来院。

当院に来る前の経緯

2022年頃:有痛性外脛骨の痛みを感じ始める

2023年10月:右足の疲労骨折

2023年12月:コンクール前に、有痛性外脛骨の痛み+外反母趾の痛みが強くなる

2025年5月1日頃〜:5/25の発表会前に痛みが再燃・悪化

発表会に向けて、整形外科(電気・リハビリ)、接骨院(脛のマッサージ)、整体院(骨盤矯正)に通い発表会は終えた

しかし、その後も痛みが続き、歩くのも痛い状態が続いた

当院に来る前に行った施設(イニシャル表記)

整形外科:市外S整形(電気治療・リハビリ)

接骨院:市外H接骨院(脛のマッサージ)

整体院:市外Y整体(骨盤矯正)

施術の内容と経過

有痛性外脛骨は、足の内くるぶし付近にある「外脛骨(骨の出っ張り)」の周囲に負担が集中し、痛みが出る状態を指す。外脛骨そのものが“異常”というより、動作や足部の使い方によって負担が集中することが問題になる。

今回のケースでは、

  • バレエ特有のつま先立ち(ポワント/ルルヴェ)や外旋姿勢により、足の内側にストレスが集まりやすい
  • 足首が内側へ入りやすい(過回内)条件があり、外脛骨部が引き伸ばされやすい
  • 外脛骨周囲の皮膚・深部組織の滑走が悪く、刺激に敏感になっている
  • 外反母趾の痛みも出た経緯があり、足部の負担分散がうまくいかない

といった所見が見受けられ、「負担の集中が長期間続いている」ことが強い痛みにつながっていると考えた。

施術者の見解

当院では、患部だけを押す・揉むのではなく、外脛骨に負担が集まる条件を減らすために、

  • 足部〜足関節〜下腿の組織調整(深部組織の滑走改善)
  • 後脛骨筋・足底〜ふくらはぎの緊張バランスの調整
  • つま先立ち・ジャンプで痛みが出やすい足部の使い方の修正
  • 日常生活で悪化させない注意点とセルフケア
  • レッスン量が増える時期でも耐えられる「負担の逃がし方」の整理

を組み合わせて施術を行った。

施術を重ねるごとに、歩行時痛・ジャンプ痛・つま先立ち痛が段階的に軽減し、計8回の施術をした時点で、痛みが気にならない状態となった。

整体あふり 厚木本院