ばね指の原因・手指だけをみては改善しない

 

今回の記事では、ばね指の原因・手指だけをみては改善しないについてです。

ばね指の他の原因については、こちらのページで解説しているので気になる方はご確認ください。

ばね指の原因について

手指をやる前に上肢をやらなければいけない。

上肢はどこ見るかというと、

  • 肩甲骨の上方回旋
  • 肩甲骨の下方回旋

です。

その次は、

  • 上腕二頭筋
  • 上腕三頭筋

因みに、肘を屈曲すると上腕骨と前腕が重なるように見えるが、前腕が少し外転方向に動くのが生理的な運動になるので、そこの関節操作も促す。

その次は、

  • 前腕部の滑走性

骨間膜的には、橈骨が上に挙がっている事が多い、もしくは尺骨が下に下がっている事が多い。

その次は、

掌の屈筋腱の周りの膜組織・筋肉が硬いと指の動きを妨げるので、

  • 母指球筋
  • 小指球筋
  • 骨間筋(虫様筋)

いかがでしたでしょうか。

ばね指一つ取ってもこれだけ、見る場所があります。

この全てを正常な状態にできれば、ばね指は改善します。

ばね指で困っている方の一助になれば幸いです。

 

〈監修〉整体あふり 厚木本院 院長 小林 大志

 

整体あふり 厚木本院