股関節痛・鼠径部痛の症例③

女性　50代

2023年6月

3年前から痛い股関節痛。1年間接骨院に通院していたが、痛みが改善されない為に当院に通院していたお嫁さんに紹介されて来院。

接骨院での施術は、電気とマッサージ。

左右の股関節が痛いが、特に左の方が痛い。

・歩行で痛い

・靴下、ズボンを立ったまま履けない。

歩行するだけでも、股関節痛と鼠径部痛があり15分以上は痛くて歩きたくなくなる。

外出も減り気持ちも暗くなっていた。

検査をすると

SLR(＋)

パトリック(＋)

股関節痛の方がよくやってしまう体の使い方をしていたので、身体の使い方も指導。

触診すると、臀部・腸骨筋の軟部組織の問題が見受けられた。

軟部組織の問題を取り、関節の動きを出す施術を主として施術開始。

施術3回目終了後、股関節痛・鼠径部痛→7～8。

施術11回目終了後、股関節痛・鼠径部痛→2～3。

施術25回目終了後、股関節痛・鼠径部痛→0。

後はお伝えしたセルフケアしておけば問題ないと判断し、25回で卒業。

3年前からの症状で痛い期間が長かったので回数・期間はかかったが無事に股関節・鼠径部痛共に改善となった。

股関節痛の方は、身体の使い方が間違っている事も多く、施術だけでなく身体の使い方もお伝えすると根本的に改善していきます。

病院の画像検査では、股関節の隙間が狭くて痛みが出ていると説明が多くあるかと思いますが、ある程度狭くても軟部組織の問題があって、痛みがある場合は股関節痛は改善していく事が多分に見受けられます。

整形外科で股関節の隙間が狭い・臼蓋形成不全等と言われ、手術を考えられている方は、手術の前に当院に相談してもらえると、手術せずに改善する可能性は多分にあるかと思いますので一度ご連絡ください。