
本日も患者さんと話していて、聞かれた質問です。
【身体は柔らかければ、柔らかいほどいいんですか?】というもの。
答えはNOです。
バレエ(バレリーナ)を例にとってみると
例えば、身体の関節が柔らかさが必要な運動の一つにバレエがあります。
つま先で立ったり、ジャンプしながら足を開いたりと、しなやかで身体が柔らかいイメージがあるかと思います。
実際、当院に来院されている方でバレエの方も多いですが、皆さん結構色んな痛みを抱えてます。
バレエの場合は、正常可動範囲(関節が動く限界)以上に関節を動かしているので、身体全体の調和が取れなくなり、身体の不調が出ている方がほとんどです。
ですので、身体が柔らかい→健康という事はなかったりします。
関節には正常可動範囲という概念がある
人間には、関節毎に動く角度の目安があります。
あぐらを例にすると、子供のころから膝が地面に付く子もいれば、膝が地面から浮いてしまう子もいます。
どちらもこれはこれで正解なので、地面から膝が浮いている子の膝を無理やり地面に付くようにする事はしない方が良いです。
もし、無理やり膝を地面に付かせようとして、付くようになっても身体全体の調和が取れなくなり他の部分に痛みが出たりします。
こういう人は、身体(関節)を柔らかくした方が良い
柔らかくした方が良い人は、
膝が元々ついていたのに全然つかなくなってしまった人は、元々の身体の構造が膝が付くようになっているので、膝が付くようにストレッチをやったり、施術を受けた方が良いでしょう。
いかがでしたでしょうか?
性格にも個性があるように、元々の関節の硬さも個人差があるので、皆がみんなペターッと身体が柔らかくなくてもいいんです。
大事なのは調和とバランスです。
上記の事が皆様の健康の参考になれば幸いです。
〈監修〉整体あふり 院長 小林 大志
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