痛みの種類は何種類あるのか?
痛みの種類は3種類あります。
・侵害受容性疼痛
・神経障害性疼痛
・痛覚変調性疼痛
の3つです。
この3つの痛みは垣根がある訳ではなくて、痛みの割合があってグラデーションがあり、例えば、侵害受容性疼痛6割・神経障害性疼痛3割・痛覚変調性疼痛1割などです。
これからこの3つの痛みを詳しく説明していきます。
侵害受容性疼痛とは?
侵害受容性疼痛とは、いわゆる画像(レントゲンやMRIなど)でわかる痛みの事を言います。
一般的に関節痛の主原因は末梢の侵害受容性疼痛である事が多いです。
この場合は、関節内に注射打ったり・PRP(多血小板血漿)療法(再生医療)すると良くなります。
ただし、慢性疾患では必ずしも炎症を伴っておらず、侵害受容性疼痛では説明できない事が多い。(画像検査ではわからない、軟部組織の問題である事が多い)
神経障害性疼痛とは?
神経は、滑走(動かない)できないことにより、痛みが出ます。
もう少し、詳しく説明すると神経は、絞扼+伸ばされた時に初めて痛みとして感じます。
絞扼されただけ、伸ばされただけなど単体では痛みが出る事はありません。
当院では整形外科テストの伸長テストや触診して、神経の滑走性の有無をみていきます。
痛覚変調性疼痛とは?
痛覚変調性疼痛とは、いわゆる脳が感じる痛みです。
痛みが出れば、不安が痛みにもなり、痛みを増強させることになります。
脳が痛みを感じるからこそ、下降性(かこう)がおかしくなり痛みを増幅させます。
いつも『痛い・痛い』などが口癖の方は、1くらいの痛みを5くらいに感じてしまう事もありますので、調子が良くなった部分に意識を向ける・普段から発する言葉もポジティブな言葉を発するなど変えてもらうと、不調は改善しやすく、感じにくくなります。
いかがでしたでしょうか?
皆様の健康の一助になれば幸いです。
〈監修〉整体あふり 厚木本院 院長 小林 大志
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