症例2 右腰から右足にかけて休み休みじゃないと歩けない脊柱管狭窄症
患者さん
男性 50歳
初回来院
2024年2月7日
症状と来院理由
1月の末に右腰に強い腰痛。腰から足にかけて痛くて歩くのにも休み休みなレベルで、整形外科を受診。
レントゲンの結果は「脊柱管狭窄症」の診断。
「加齢」だから明確な治療法は無いと言われ湿布と飲み薬を処方される。
湿布と飲み薬で改善しない為に当院を受診。
施術の内容と経過
酷い時は、間欠性跛行が出ていたが、当院を受診するタイミングでは間欠性跛行が出ていなかった。
検査をすると
SLR(+)
ケーボンネット(+)
触診すると、梨状筋症候群特有の軟部組織の問題が見受けられた。
だったので、画像検査上は脊柱管狭窄症はあるが、脊柱管が狭窄して症状が出ていないと判断し施術開始。
施術3回目終了後、右臀部~脛→23~34しびれ→脛〇・足首から足の甲。
施術8回目終了後、右臀部~脛→臀部の一部分のみ軽微。しびれ→足の甲のみ軽微。
後はお伝えしたセルフケアしておけば問題ないと判断し、9回で卒業。
施術を受けた感想
施術者の見解
整形外科では脊柱管狭窄症はよく診断される疾患になります。
ただ、今回のケースのように脊柱管狭窄症は痛みやしびれの原因でない事も多分に見受けられます。
画像検査では、軟部組織の問題までみれない事が多いので、梨状筋症候群はあまり見つけてもらえない疾患の一つになります。
整形外科で脊柱管狭窄症と言われ、湿布や痛み止めリハビリで改善しない場合は、手術の前に当院に相談してもらえると、手術せずに改善する可能性は多分にあるかと思いますので、一度ご連絡ください。
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