股関節の痛みでCTやMRIの画像検査で何を見ているの?

股関節の痛みで病院(整形外科)を受診すると、先ずはレントゲンを撮る事が多いかと思います。

レントゲンで股関節の状態をみる時は、

  • 骨折の有無
  • Sharp角
  • CE角
  • 骨盤傾斜角
  • AHI

などを診て、臼蓋形成不全などの有無を確認しています。

CTやMRIは、個人の整形外科では設備がないところでは、一旦大きい病院でCTやMRIなどの設備がある所を紹介されます。

 

CTで股関節の状態をみる時は、

  • どれくらい屋根が被っているか
  • 加重できる面積がどれくらいあるかなどの被覆の評価
  • FAIの形態異常がないか
  • 前捻角が強すぎないか
  • 後捻角が強すぎないか
  • 骨嚢包の確認

をみています。

MRIでは

  • 炎症反応の有無
  • 実際どこの軟部組織が障害されているか確認
  • 骨頭の壊死の確認

をみています。

 

上記の事から、画像検査によってみている所が違うという事です。

 

いかがでしたでしょう。

股関節の痛みで困っている方の一助になれば幸いです。

 

〈監修〉整体あふり 厚木本院 院長 小林 大志

 

整体あふり 厚木本院