今回の記事では、変形性膝関節症で鵞足炎(膝の内側が痛い人)の姿勢についてです。
変形性膝関節症の典型的な姿勢は、
- 胸椎後弯
- 骨盤後傾
- 大腿骨は外転・外旋
です。
それにつられて、脛骨は外旋していきます。
脛骨が外旋すると
- 縫工筋
- 薄筋
- 半膜様筋
からなる鵞足部は、引っ張られるストレスが強くなり痛みが出ます。
この事から、変形性膝関節症の人は鵞足炎(膝の内側の痛み)になる人が一定数います。
いかがでしたでしょう。
変形性膝関節症・鵞足炎で困っている方の一助になれば幸いです。
〈監修〉整体あふり 厚木本院 院長 小林 大志
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