今回の記事では、軟骨はすり減らない・膝の痛みについてです。
結論から言うと・・・
・軟骨はすり減らない
・軟骨が減っても膝の痛みとは関係ない(事が多いです)
軟骨は物理的にゴリゴリとぶつかって、すり減って軟骨が減る訳ではない。
なぜ軟骨が少なくなるかというと代謝障害。
軟骨はすり減るのではなくて、代謝障害で軟骨は減っていくが正解です。
では、なぜ代謝障害が起きるかというと
何かの理由で膝関節が不安定性になって内側に加わるストレスが増えた事がトリガーになった結果、軟骨が代謝障害になり軟骨が減っていく
。
何かの理由まで説明すると長くなるので、ここでは割愛します。
もうひとつ、
軟骨が減っても膝の痛みとは関係ない(事が多いです)
についてです。
軟骨が少なくなっても、軟骨は痛みの受容器がないので軟骨は痛みを感じません。
では、なぜ膝が痛いかというと、膝の周りの組織が原因で膝の痛みを拾っているからです。
膝の周りの組織が何かというと
- 筋肉
- 靭帯
- 脂肪組織
- 神経
などです。
いかがでしたでしょうか?
膝の痛みで困っている方の一助になれば幸いです。
〈監修〉整体あふり 厚木本院 院長 小林 大志
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