膝痛の症例|階段の下りで動けなくなった左膝痛が12回で改善(70代女性)

当院で「階段の下りで激痛が出て動けない」「家の中でも杖が必要」「レントゲンで異常なしと言われたが痛みが続く」と悩まれていた方が改善した事例を紹介します。

同じように「膝が急に痛くなった」「階段がつらい」「湿布やリハビリでも治まらない」と困っている方は参考にしてください。

階段の下りで激痛…杖がないと歩けない左膝痛(70代女性)のケース

患者さん

70代 女性

初回来院

2025年11月

症状と来院理由

【左膝の痛み】

2025年10月頃から左膝に痛みを感じ始める

最初は「膝の裏」が痛かった

現在の主な痛みは、左膝の内側・膝蓋下脂肪体(膝のお皿の下の脂肪)周辺

痛みの強さ(NRS):4〜5/10程度

  • 歩行で痛い
  • 階段の昇り降りで痛い(特に負担がかかる)
  • 座っていてもスッキリしない感じがある
  • 仰向けでも疼く(膝が伸びた姿勢が続くため)
  • お風呂に入ると少し楽になる

「湿布やリハビリを続けても改善せず、家の中でも杖が必要で不安。階段を痛みなく上り下りできるようになりたい」という希望で来院。

当院に来る前の経緯(病院名はイニシャル表記)

2025年10月:膝の痛みを感じ始める

2025年11月1日:仕事中、階段の下りで激しい痛みが出て動けなくなる

市内F整形外科でレントゲン
→「骨には異常なし」
→ 湿布と鎮痛剤で様子見

その後、週1回リハビリに通うが痛みは治まらず

家の中でも、杖を使わないと動けない状態

約2週間後:I協同病院で強い湿布を処方
→ 以前より痛みは少し落ち着いたが、階段昇降で膝が痛い状態が残る

施術者による分析・検査結果

検査では「骨の異常」ではなく、膝周囲の組織の負担が痛みの中心になっていると判断した。

① 膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)の炎症・硬さ

膝のお皿の下にある脂肪体は、膝の曲げ伸ばしで挟まれやすい組織です。
今回、痛みの中心が内側の膝蓋下脂肪体にあり、階段や歩行で痛いことから、脂肪体が硬くなり、動きの中で刺激されている状態が疑われた。

② 膝が伸びた姿勢で疼く理由

仰向け(膝が伸びた状態)で疼くのは、
膝伸展位で脂肪体や周辺組織にストレスがかかり続けるため、痛みが出やすいと判断した。

③ 階段の下りで激痛が出やすい要因

階段の下りは、体重が膝に乗りやすく、膝前面に負荷が集中します。
膝蓋下脂肪体に負担がある状態だと、下り動作で急に痛みが強く出ることがある。

施術の内容と経過

当院では「膝だけを揉む」のではなく、膝に負担が集中する条件(組織の硬さ・膝の使い方)を整える方針で施術を行った。

  • 膝蓋下脂肪体周辺の硬さを調整し、階段・歩行時の痛みを軽減
  • 膝周囲(太もも前面・内側など)の緊張を整え、膝前面への圧迫を減らす
  • 膝が伸びきった姿勢で疼かないよう、寝る姿勢や膝の置き方を指導
  • 階段の下りで膝に負担が集中しない動作を指導(手すり使用・足の置き方など)

施術を重ねる中で、家の中で杖が必要だった状態から、歩行が安定していき、階段昇降時の痛みも軽減。
結果として、計12回の施術で症状が気にならない状態となった。

施術者の見解

「レントゲンで骨に異常なし」と言われても、
膝の痛みは膝蓋下脂肪体などの軟部組織が原因になっていることがあります。
特に、階段の下りで強く痛む、座ってもスッキリしない、仰向けで疼く、といった症状は、膝前面の組織が過敏になっているケースでよく見られます。

当院では、痛みの部位だけでなく、なぜそこに負担が集まるのかまで整えて改善を目指します。

整体あふり 厚木本院