腰椎椎間板ヘルニアの症例|左足の強いしびれ(足の甲〜指・足裏)と歩行痛が25回で改善(50代男性)

当院で「腰〜左脚の痛みとしびれ」「10分歩くと限界」「座る・立つなど動かない時ほど痛い」と悩まれていた方が改善した事例を紹介します。

同じように「神経の薬や注射でも変わらない」「足の甲〜指先までしびれる」「休んでも少ししか歩けない」と困っている方は参考にしてください。

座る・立つと悪化し、歩いても10分が限界の腰椎椎間板ヘルニア(50代男性)

患者さん

50代 男性

初回来院

2025年8月

症状と来院理由

2025年1〜2月頃から症状が出始めたが、きっかけは特に思い当たらない。
腰から左足にかけて痛みとしびれが続き、日常生活に支障が出ていた。

【痛みの部位】

  • 主な痛みは左臀部(お尻)
  • 左ハムストリングスは痛みと張りを感じる

【しびれの部位】

  • 前脛骨筋(すね前)〜足の甲〜足の指全部
  • 足の裏全体
  • 触らなくても分かるほどのしびれ

【痛みが強くなる状況(特徴)】

  • 動かない時に特に痛い
  • 座っている時
  • 10分以上立っている時
  • 地べたに座った時
  • 寝ている時は痛みがない
  • 歩いている時も痛い
  • 10分歩くと休まないと耐えられないほど。休んでも、次に歩けるのは3分程度
  • 少しずつ歩ける距離が短くなり、痛みは徐々に強くなる
  • 入浴(温める)しても痛みの変化はない

「薬も注射も効かず不安。痛みとしびれを何とかして、生活を取り戻したい」という希望で来院。

当院に来る前の経緯(病院名はイニシャル表記)

2025年4月:市内G整形外科を受診
レントゲンで「骨の間から出ている神経に異常がある」と説明を受ける(病名ははっきりせず)

  • 神経の薬(例:メチコバール等)と痛み止め(例:ロキソニン等)を1日3回服用
  • 先週、神経の薬が変更され量も増えたが、痛みは変わらない
  • 週1回の注射も効果がない

 

施術の内容と経過

検査では、いわゆる腰椎椎間板ヘルニア(腰部の神経ストレス)に加えて、痛みとしびれを強くしている「条件」が重なっていると判断した。

① 神経が過敏で、動きにくい状態(滑走性の低下)

しびれが「すね前〜足の甲〜足指全部+足裏全体」と広範囲に出ており、触らなくても分かるほど強い。
また「座る・立つなど動かない時ほど痛い」「歩くとすぐ限界」という特徴から、神経が過敏になり、周囲で動きにくくなっている所見が強かった。

② 臀部〜腿裏の強い筋緊張(防御反応)

痛みが続くと、身体は無意識に守ろうとして臀部・腿裏(ハム)が硬くなります。
その結果、神経の通り道が窮屈になり、痛みとしびれが増幅しやすい状態になっていた。

③ 「動かない時に痛い」タイプの負担

動かない時に痛い場合、姿勢のクセ(座り方・立ち方)で骨盤〜腰部に負担が集中し、神経ストレスが抜けにくいことがあります。
今回、10分立位で悪化することからも、腰〜骨盤の負担のかかり方に問題があると判断した。

施術の内容と経過

当院では、痛い場所だけを揉むのではなく「神経の負担を減らす条件」を整える方針で施術を行いました。

  • 腰〜骨盤のバランスを整え、立位・座位で負担が集中しにくい状態へ
  • 左臀部〜腿裏〜下腿の過緊張を調整し、神経の通り道を広げる
  • 神経の滑走性を改善し、痛みとしびれの出方を落ち着かせる
  • 10分立位や地べた座りで悪化しないための「座り方・立ち方」を修正
  • 歩行量は「痛みを悪化させない範囲」で段階的に調整

施術を重ねるごとに、痛みのピークが下がり、歩ける時間も少しずつ延びていった。
結果として、計25回の施術で、痛みとしびれが気にならない状態となった。

施術者の見解

腰椎椎間板ヘルニアと診断されても、症状の強さは

  • 神経根へのストレス
  • 筋肉の硬さ
  • 姿勢(座り方・立ち方)
  • 神経の滑走性(動き)

に大きく左右されます。
今回のように「薬・注射でも変わらない」「しびれ範囲が広い」ケースでも、身体の条件を整えることで改善することがあります。

当院では、画像所見だけに引っ張られず、今の痛みを増やしている条件を整理して改善を目指します。

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