腰椎椎間板ヘルニア術後の症例|長時間運転で左脚がしびれる不調が18回で改善(20代男性)

当院で「腰椎椎間板ヘルニアの手術後、激痛は治まったが、長時間運転で左のお尻〜脚がしびれる」「中腰姿勢で痛む」症状が改善された事例を紹介します。

同じように「術後は良くなったのに違和感が残る」「運転や仕事でまた悪化しそうで不安」と悩まれている方は参考にしてください。

3〜4時間の運転で左臀部〜ふくらはぎがしびれる腰椎椎間板ヘルニア術後(20代男性)

患者さん

20代 男性

初回来院

2025年7月

症状と来院理由

約3年前から腰に違和感を覚え、昨年8月に腰椎(L4-5付近)のヘルニア手術を受けています。
手術により激痛は治まったものの、現在は以下の症状が残っていました。

【左臀部〜左脚のしびれ・違和感】

  • 仕事で3〜4時間車の運転を続けると、左のお尻〜太もも裏〜ふくらはぎにしびれや違和感が出る
  • 車いじり等で中腰姿勢を15〜30分続けると痛む
  • 日常生活の中で「左側に負担が集まると悪化する」感覚がある

「術後の再発を防ぎながら、運転や仕事を問題なく続けたい」という希望で来院。

当院に来る前の経緯(医療機関名はイニシャル表記)

3年前くらいから腰痛を感じるようになり、近所の整形外科へ通院
→「ヘルニアかも」と言われたが、薬で様子見となる

症状が改善せず、約1年後に別の外科でブロック注射
→ 改善せず

2024年8月:市外T大学病院で腰椎椎間板ヘルニアの手術
→ 激痛は改善したが、運転や中腰で左脚のしびれ・違和感が残る

施術の内容と経過

検査の結果、今回のしびれや痛みは「手術したヘルニアそのもの」よりも、姿勢・生活習慣・体の使い方によって左側に負担が集中していることが主因と判断した。

① 反り腰(骨盤前傾)で腰椎が不安定になっている

立位姿勢で骨盤が前傾し、腰を反らせてバランスを取る反り腰になっていた。
この姿勢は腰椎の関節に負担をかけ、関節が緩くなりやすく、術後でも不調が出やすい条件になる。

② 運転姿勢のクセ(左に体重が偏る)

運転中に左の肘掛けを使うことで、無意識に左側へ体重が偏りやすかった。
結果として、左臀部〜腿裏の筋肉が硬くなり、しびれが出やすい状態を作っていた。

③ 筋トレ・ストレッチで腰を反らす/ひねる動きが多い

ジムでの筋トレ(ベンチプレス等)や自己流ストレッチで、腰を過剰に反らせたりひねったりする動作が多く、腰椎と臀部周囲に負担が積み重なっていた。

④ 左側の筋肉の硬さと、坐骨神経の滑走性低下

上記の負担により、左臀部〜腿裏の筋肉に疲労が溜まり硬くなり、坐骨神経の滑り(滑走性)が低下していた。
この状態が、運転や中腰でのしびれ・違和感につながっていると判断した。

当院では「術後だから仕方ない」とせず、症状を増やしている条件(反り腰・偏り・神経の動き)を整える方針で施術を行った。

  • 骨盤〜腰部のバランス調整(反り腰の軽減)
  • 左臀部〜腿裏の過緊張を調整し、負担を抜く
  • 坐骨神経の滑走性を改善し、しびれを軽減
  • 運転姿勢(肘掛け・体重の偏り)の修正指導
  • 筋トレ/ストレッチで「反る・ひねる」を減らす動作指導

施術を重ねるごとに、運転でしびれが出るまでの時間が伸び、中腰での痛みも出にくくなっていった。
結果として、計18回の施術で症状が気にならない状態となった。

施術者の見解

ヘルニア手術後に痛みが残る場合、再発を疑って不安になる方も多いですが、
実際には「再発」ではなく、術後の体の使い方(反り腰・偏り・筋緊張)で症状が出ているケースもあります。

当院では、画像や手術歴だけで判断せず、
今の症状を増やしている条件を整理して、運転や仕事を続けながら改善を目指します。

腰痛について詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

整体あふり 厚木本院