四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)+臀部〜骨盤帯の痛みの症例|左肩と右骨盤まわりの痛みが半年で改善

当院で「左肩(四十肩・五十肩)の痛み」と「右臀部〜骨盤帯(腸腰筋・鼡径部周辺)の痛み」が改善された事例を紹介します。

同じように「肩が動かすと痛い」「結帯動作がつらい」「右腰〜お尻の周辺が痛い」「病院で異常なしと言われたがつらい」と悩まれている方は参考にしてください。

左肩の四十肩・五十肩と、右臀部〜骨盤帯の痛みが同時に出た60代女性

患者さん

女性 60代

初回来院

2025年7月

症状と来院理由

【右臀部〜右骨盤(腸腰筋・鼡径部周辺)の痛み】

  • 2024年11月頃から痛み
  • 動かすと痛い/体を回す(回旋)と痛い
  • 左下で寝ると痛い(背臥位=仰向けは比較的楽)
  • ちょっとした動きで腰に違和感
  • 痛みは臀部〜L4付近
  • 座位→立位で痛い
  • 階段の昇り降りで痛い

【左肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)】

  • 動かすと痛い
  • 水平内転で痛い
  • 結帯動作(後ろに手を回す)が痛い

【左外側上顆炎(テニス肘)】

  • 物を持ち上げる時に痛い

「整形外科や接骨院に通っているが、症状が続いている。まとめて根本から整えたい」という希望で来院。

当院に来る前の経緯(病院名はイニシャル表記)
① 左肩(腕)の痛み

2024年11月頃から痛みが出始める

2025年:市内H整形外科/市内M整形外科でレントゲン撮影
→ 湿布・鎮痛薬で様子見

現在も痛みが続く

② 腰の痛み

腰は常に痛い

市内K接骨院でマッサージを受けていた

③ 右骨盤〜脇腹の痛み

2025年3月頃から右骨盤あたり〜脇腹が痛くなる

右腰〜お尻周辺、背中にも痛み

病院で腹部CT撮影
→ 異常なし
→ 便秘症の痛みでは、と説明され便秘薬を服用

検査では、痛みが「肩だけ」「腰だけ」と単発で起きているのではなく、体の使い方の偏りと可動域の低下が重なり、複数部位に負担が分散している状態と判断した。

① 右骨盤帯(腸腰筋・鼡径部周辺)の負担

体を回す動作や階段で痛い

座位→立位で痛い

片側(右側)に負担が集まっている
これらから、骨盤周囲(腸腰筋や股関節前面)〜臀部の筋緊張と、骨盤・股関節の連動不良が強い状態が推測された。

② 左肩(肩関節周囲炎)

水平内転、結帯動作で痛い

動かすと痛い
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)として典型的な動きで痛みが出ており、肩周囲の硬さ・滑走性の低下が疑われた。

③ 左肘(外側上顆炎)

肩や背中の使い方が崩れると、日常動作で手先・肘に負担が出やすく、肘の痛みが併発している状態と判断した。

施術の内容と経過

当院では「痛い部位だけ」を施術するのではなく、痛みが出る条件(動作・姿勢・左右差)を整える方針で施術を行った。

  • 右臀部〜骨盤帯への施術
  • 骨盤〜股関節(鼡径部周辺)の緊張を調整
  • 臀部〜腰部(L4付近)の負担を軽減
  • 立ち上がり・階段動作で負担が偏らない体の使い方へ修正

左肩(四十肩・五十肩)への施術

  • 肩関節周囲の硬さを調整し、動きの引っかかりを軽減
  • 水平内転・結帯動作で痛みが出にくい可動域を段階的に回復
  • 肩に負担をかけない日常動作を指導

左肘(外側上顆炎)への施術

  • 前腕の負担を減らし、持ち上げ動作で痛みが出にくい状態へ調整
  • 肩〜腕の連動を整え、肘だけに負担が集中しないように修正

その結果、痛みの出方が徐々に落ち着き、日常生活での困り感が減少。
最終的に半年で症状が気にならない状態となった。

施術者の見解

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)は、肩だけの問題に見えても、実際には

  • 背中(胸郭)の硬さ
  • 肩甲骨の動きが悪い
  • 反対側の骨盤・股関節の負担

などとセットで負担が連鎖し、腰や骨盤帯の痛み、肘の痛みが同時に起きることがあります。

当院では「肩だけ」「腰だけ」と分けずに、全身のつながりから負担を減らし、再発しにくい状態を目指します。

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